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カリスマ心臓外科医が明かす驚愕の真実(1)

カリスマ心臓外科医が明かす驚愕の真実(1)


『異端のメス 心臓外科医が教える
病院のウソを見抜く方法!』

南淵明宏 講談社文庫 2011年9月15日
第1刷発行


著者の南淵(なぶち)さんは医療番組によく出演する
心臓外科医です。


あなたも一度はテレビで観たことがあるかも
しれません


この本の内容は、これ以上目を開けられないほどの
驚きの連続でした。



ここまで書いて大丈夫なのか、と心配になりました。
ですが、すぐに考え直しました。


事実を白日のもとに晒すことができるのは、
南淵さんは長年にわたって2000件以上の
手術に携わってきた経験と実績があるからです。




病院内で行われていることは、患者側の
関係者にはなかなか分からないことです。


特に、手術室は密室状態ですから、どのような
処置が行われているかは外部からは分かりません。


本来、手術中の処置の経過を、執刀医、手術を
サポートする医師や看護師がノートに記録して
おかなくてはならないことになっているそうです。


ところが、現実には、記録をとっていないケースが
非常に多いという事実を、この本を読んで知りました。


南淵さんは手術中の状況をビデオに撮り、手術終了後、
患者にビデオを渡しているそうです。



万が一、訴訟になった場合、そのビデオが証拠物件と
なり不利益を被るおそれがあるので、よほど自信が
なければ、このようなことはできません。


そんな外科医はほとんどいないのではないでしょうか?
プロの外科医なら当然ということになるのでしょうが。


医療ドラマで、手術室の上方から、白衣を着た人物が、
手術の一部始終を見ているワンシーンが出てきますね。


たいがい、大学病院内でのシーンで、大学病院関係者
(主に大学教授)だけが見ることができ、患者関係者が
その場に居合わせることはありません。


実際、患者関係者が手術中に手術室に入ることは、
一部の例外(執刀医等の責任者が認めた場合)を除いて、
認められていません。


現在、南淵さんは年間200件以上の心臓バイパス手術
を行っています。1週間に4回のペースで執刀していること
になります



これは驚異的なことで、年間20件程度の外科医は
ざらにいるそうです。10分の1です。


手術件数が多いということは、信頼されている証です。


厚生労働省が定めた「施設基準」という制度がかつて
あったそうです。

 
 この制度は2003年から2年間施行され、

 消滅した。これは手術件数の多い少ない

 をもって医療費の「値段」に差をつける

 制度だ。心臓手術であれば病院全体で

 年間100件以下の病院は同じ手術を

 やっても安い手術料しか請求できない

 という制度だった。

 (P.52)

そして、驚くべきことは「この100件の『大甘ハードル』

を越えられない病院は全国で60パーセントにのぼった」

(P.52)という事実です。


南淵さんはこう書いています。


 病院の基準をどうするかという話よりも、

 私は外科医個人に厳しい基準を設ける

 べきだと思っている。心臓外科医で

 あれば、プロの条件の最低ラインは

 年間手術数100件以上だろう。

 それでも週に2件のペースにすぎない。

 「あんたの技術はすばらしい」と認め

 られるためには、年間200件の手術

 は行うべきだ。これには日本中の心臓

 外科医が誰でも異論を挟めないはずだ。

 (P.56)

ここで、「プロ」が出てきましたので、南淵さんが
考える「プロとは何か?」について見てみましょう。


南淵さんの定義は次のとおりです。
医師に限定しているわけではありません。


 プロとはなんだろう?

 これまで人前で話す機会を与えられたとき、

 次のようにプロを定義している。

 1.いつも怖がっている人。

 2.いつも悩んでいる人。

 3.昔の失敗をいつも後悔している人。

 4.自分のやっていることは「当たり前」

  だと思っている人。

 5.自分でリスクをしっかり取る人。

 などなど論(あげつら)う。

 たしかにそういう点はプロであることの

 「属性」としては当を得ているだろう。

 だがそもそもの本質とは何だろう。

 つまりプロであることの本質とは何である

 のか、問うならば、それは自らの自由な

 意志で行動する自由人であること、だと思う。

 (PP.4-5)

私が想像していたこととはかなり違っていました。
もしかしたら、あなたの想像とも違っていたかも
しれませんね。


最後に書かれた文章は哲学的ですね。


事実、この文の後で、こう続けています。


 カントによれば、真に自由なる意志は、

 魂の行き先を自分でしっかりと見据えて

 それに邁進させるものである。自分自身を

 律する原動力でもある。他人に影響されず、

 感情に歪まない、内なる普遍的な行動原理

 を堅持し、生き抜くこと。これが自由である。

 (P.5)


南淵さんは映画が好きだということで、映画から
学んだことがよく出てきます。哲学的な表現も
しばしば出てきます。


こうした点からも、この本は、タイトルから感じる
低次元の暴露モノではないことが分かります。
さらに、医学や医療に関する本質的な問題を
取り上げていることも分かってきます。


最後に、次の一文をお届けします。


 「医学とは予測する芸術である

 (Medicine is the art of guessing)」

 という、有名な格言がある。

 現実にはこの「予測」がきわめて

 難しいから、こういう言葉ができた

 に違いない。

 (P.36)


いかがでしたか? 
驚くべき事実は、まだほんの序の口です。

初回はここまでにします。

次回からさらに驚愕的な事実をご紹介していきます。



★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

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藤巻 隆(ふじまき・たかし)と申します。

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今年2013年4月16日で、立ち上げてから12年目を迎えます。

今度は、医師、看護師、薬剤師の方の転職を支援するためにブログを立ち上げました。

より条件の良い職場に移りたいとお考えの方は、一般企業に務められている方も、医師、看護師、薬剤師の方も同じです。

さらに、医学に関するいろいろな情報を掲載し、ブログ閲覧者に資することを目指します。

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